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群馬県砕石工業組合がリスクアセスメント研修会

2018/08/11 群馬建設新聞

群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)は8日、県公社総合ビルでリスクアセスメント研修会を開催した。講師として労働安全コンサルタントの寺村裕司氏が登壇。組合員28人が3時間にわたり、労働災害の現状や事故による社会的影響、事故防止の方法などについて学んだ。

会に先立ち、あいさつに立った金子理事長は労働災害における経験則のひとつであるハインリッヒの法則を持ち出し「1つの重大事故が起こるには29の軽微な事故があり、その背景には300の異常があるとされている。事故には必ず前触れがある。1つの事故が会社の経営に関わることを認識し、事故防止に努めてほしい」と参加者に強く呼び掛けた。

研修会では寺村氏が労働災害に関する法律やリスクアセスメントの導入方法などについてを説明。その後、5つの班に分かれ、危険箇所や事故要因を抽出する演習を実施。協議の結果を各班で発表。対応策などを共有し、理解を深めた。

同組合では労働災害の減少を重要課題として認識。19年度以降も同研修会や安全衛生大会を開催し、事故防止の意識を高める。

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