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建設功労40社、技術者15人など 住みよい県土建設週間表彰式

2018/09/08 山梨建設新聞

 2018年度(平成30年度)の県の「住みよい県土建設週間」における知事表彰式が7日開かれ、会場のベルクラシック甲府には表彰を受ける73の個人や企業が参集。後藤斎知事が各分野の代表者に賞状を手渡した。受賞者は「住みよい県土建設功労者」40社、「住みよい県土建設功労技術者」15人など。3年連続の受賞となる「住みよい県土建設功労者特別表彰」には7社が該当した。

 表彰式には受賞者をはじめ、県から後藤知事や関係部局長など、来賓として県議会の白壁賢一議長や各常任委員会の長、県建設業協会の浅野正一会長などおよそ200人が出席した。

 後藤斎知事は、受賞者へ祝意を伝えるとともに住みよい県土建設週間の意義と重要性を述べ、東京五輪自転車競技の県内開催やリニア開通にも触れ、利便性の高い交通網整備、地域創生につながる森林資源利活用や農業基盤整備の社会資本整備に積極的に取り組む決意を示した。

 また頻発する自然災害に対しても目を向け「安全・安心な地域の構築に向けた県土の強靭化を通じて、着実に計画的に取り組む重要性を認識した」として「住みよい県土づくりの推進に、さらなるご理解とご協力を」と祝辞を結んだ。

 表彰では、県土建設写真コンクールの入賞者2人、河川ふれあい図画コンクール入賞者7人、まちづくり功労者1団体、県土の愛護に尽力した者1団体に続いて、住みよい建設功労者40社、技術者15人、特別表彰7社に表彰状が贈られた。

 県は快適な生活環境実現に向けて県土建設の意義と重要性を周知するとともに、県民の理解を得るために建設週間を設定。多大な貢献があった建設事業者などに対して1974年度(昭和49年度)から同表彰を行っている。

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