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茨城県河内町

河内町が9月補正予算で新庁舎検討委員会の委員報酬を設定

2018/09/22 日本工業経済新聞(茨城版)

 河内町の9月補正予算案がこのほど承認された。主なものでは、水と緑のふれあい公園の改修に向けた設計に307万3000円、農村環境改善センターなどの修繕に303万8000円、町道213号線の改良工事に250万円を計上しているほか、新庁舎検討委員会の設立に向けて委員報酬を設定した。また下水道事業特別会計で補助対象工事に1150万円と単独工事に640万円を追加している。

 一般会計全体には3億3296万2000円を追加し、当初からの総額は49億6314万3000円となった。

 まず土木費では、水と緑のふれあい公園(長竿5412)の北側を流れる排水路の暗渠化(ボックスカルバート)に向けた設計に259万2000円。10月中旬にも発注し、年内の策定を目指す。工事は年度内発注を計画している。

 また公園内の不動免沼に架かる木橋の上部改修に向けての設計に48万1000円を充当。こちらは随意契約となるもよう。工事は来年度となる見込み。

 利根川沿いを走る町道213号線では、十三間戸地内のスクールバス停留所へ降りる坂道が狭隘であることから、改良工事に250万円を措置。年内には指名競争入札で発注するようだ。

 教育費を見ると、農村環境改善センター(長竿3689-1)の空調機修繕に285万6000円、農業者トレーニングセンター(長竿3566-1)のアリーナ床面改修に293万4000円、西共同利用施設(源清田5893-1)の脇を流れる水路に架かる橋の撤去に155万7000円を配分。全て随意契約の予定。

 総務費では防犯カメラの設置工事に169万円。場所はかわち学園(長竿5456-1)への進入路と県道11号線の交差点を考えている。

 そのほかに新庁舎検討委員報酬として40万円を設定。現庁舎は建設から50年が経過していることから、6月の議会で新庁舎について検討したらどうかとの意見が出された。それを踏まえて今議会では、検討委員会の報酬についての条例案が承認された。委員会のメンバーや設立時期などは未定。

 特別会計では公共下水道事業で、手栗地内のマンホールポンプ設置工事に1150万円を充てたほか、浄玄地区の下水道管渠布設工事の延長増のため640万円を追加した。

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