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4JVが入札書提出/信濃美術館建築工事

2018/12/12 長野建設新聞

 WTO政府調達協定対象(予定価格22億9000万円以上)で12月26日に一般競争入札の開札が予定されている「信濃美術館建築工事」(長野市箱清水)に4JVが入札書を提出したことが分かった。

 同工事は県施設課が10月25日に公告し、今月5日に参加受付を締め切った。入札方式は技術等提案型総合評価落札方式で、簡易型の評価点を13日に公表。20日に技術提案等のヒアリングを行い、技術提案の評価点は25日に公表する。各評価点の公表はJV名を伏せて行われる。

 工事概要はRC一部S造地下1階地上3階建て、延べ1万200㎡の新本館と接続ブリッジの建築工事。工期は約650日。2021年度当初の開館を目指す。設計はプランツアソシエイツ(東京都中野区)が担当した。

 関連の設備工事は電力、弱電、空調、衛生の4分離で発注。議会承認が必要な電力と弱電(税込み予定価格5億円以上)は公告済みで、開札は12月20日に行われる。議会承認案件とはならない弱電と衛生は来年1月の公告を予定している。また、別途発注する外構工事は20年8~9月に施工者の選定を行う。

 なお、12月15、16日には本館の実施設計について設計者が県民へ直接説明し意見交換を行う「県民フォーラム」が開かれる。参加無料で申し込み不要。日時と会場は次のとおり。

 ◆12月15日(土)=長野市生涯学習センター、午後2~4時

 ◆12月16日(日)=伊那市生涯学習センター、午後1時30分~3時30分

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