建設業労働災害防止協会長野県支部木曽分会(加藤晋悟分会長)は7日、年末恒例の安全パトロールを行い、年末を迎える各現場で年末年始の事故発生防止や安全施工を呼びかけた。
当日は、分会員から22人、県木曽建設事務所や木曽地域振興局林務課および農地整備課の担当者ら6人の計28人が参加した。
パトロールは北・中部班が5カ所、西部班が4カ所、中部班が5カ所、中・南部班が5カ所、南部班が4カ所の計23カ所をパトロールした。各現場では代理人から工事の内容や作業の進捗状況、当日の作業体制などの説明を受けた後、現場内を巡回し、点検項目に対しチェック。気づいた点などを指摘していた。
パトロール終了後、木曽建設会館にもどり実施結果報告会を行った。最初に木曽建設事務所の維持管理課の足立修課長は「パトロールの実施内容を共有し、良かった点を取り入れることが重要。また、現場内における交通事故には十分注意してほしい」と求めた。各班がパトロール内容を報告したあと、加藤分会長は「安全意識の高揚を図ることが社長の仕事でもある。よい仕事で来年も良い年にしてほしい」と総括した。
【写真=現場の安全をチェック】