記事

事業者
茨城県境町

事前キャンプ施設に1・5億円/12月補正予算

2018/12/14 日本工業経済新聞(茨城版)

 境町の12月補正予算案が町議会定例会最終日の10日に承認された。主なものでは東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ施設整備で事業費1億5580万円を計上し、文化村のテニスコートで屋根設置などを計画している。また関連して、文化村の交流拠点施設整備で事業費4272万円を盛り込んだ。

 東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ施設整備では文化村でテニスコート増設を予定しており、新たにコートへの屋根設置、武道館やトイレの改修などを計画。コート屋根整備費1億円、武道館改修費3510万円、トイレ改修費500万円、スポーツ用具類購入費1470万円を追加計上した。

 また関連事業として、文化村に交流拠点施設の設置を計画。整地工事費1500万円、実施設計委託料1972万円、移動モバイルスタジオ車両購入費800万円などを予算化し、更衣室やシャワー室などを備えるコンテナを設置する予定。

 文化村関係ではこのほか、リノベーション工事として総合運動場の土壌改良に工事費1120万円を充当する。

 また道の駅さかいではDMO観光拠点づくりとして工事費2284万円を設定し、リノベーション工事を推進する。

 このほか大歩地区の農道整備工事に900万円、歴史民俗資料館の空調設備設置工事に353万円、トイレ改修に250万円などを設定している。

 一般会計全体には29億9216万4000円を追加し、当初からの総額を212億1200万8000円とした。

 補正予算の主な内容は次のとおり。

 【総務費】

 ◆財産管理・修繕=93万円

 ◆庁舎管理・修繕=150万円

 ◆空き家等活用推進(企業版ふるさと納税)・空き家リフォーム助成金=100万円

 ◆モンテネグロ会館リノベーション・実施設計業務委託=300万円

 【民生費】

 ◆ふれあいの里子育て支援センター管理運営・実施設計業務委託=50万円

 ◆児童クラブ施設建設・倉庫設置工事=195万円

 【農林水産業費】

 ◆農業基盤整備

 ◇農道整備測量設計委託=100万円

 ◇大歩地区農道整備工事=900万円

 【商工費】

 ◆DMO観光拠点づくり推進・道の駅リノベーション工事=2284万円

 【土木費】

 ◆公園緑地維持管理・修繕=18万1000円

 ◆境の水辺管理・修繕=43万2000円

 ◆住宅維持管理・修繕=450万円

 【教育費】

 ◆学校施設維持管理・各中学校修繕工事等=88万円

 ◆歴史民俗資料館管理運営

 ◇トイレ改修工事=250万円

 ◇空調設備設置工事=353万円

 ◆公民館管理運営・機械室改修工事=33万円

 ◆文化村リノベーション推進(企業版ふるさと納税)・工事(単独分)=1120万円

 ◆文化村管理運営・コンテナトイレ接続工事=85万円

 ◆文化村交流拠点施設整備(企業版ふるさと納税)

 ◇実施設計業務委託=1972万円

 ◇整地等工事=1500万円

 ◇移動モバイルスタジオ車両購入=800万円

 ◆東京オリンピック・パラリンピック施設整備

 ◇トイレ改修工事=500万円

 ◇テニスコート整備工事=1億円

 ◇武道館改修工事=3510万円

 ◇スポーツ用具類購入=1470万円

 【公共下水道事業特別会計】

 ◆雨水排水整備(補助)

 ◇調整池整備検討委託=700万円

 ◇雨水排水管渠布設工事=825万円

 ◇工事に伴う水道管切り回し等=600万円

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら