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長野県砂防課

災害を忘れない 伝承カレンダー/意識高揚へアイデア企画

2018/12/26 長野建設新聞

 県砂防課は過去の主な災害発生日や災害にかかわる言い伝えなどを記した2019年版卓上型「災害伝承カレンダー」の作成データを県ホームページに掲載した。過去の災害に思いを馳せてもらい、防災意識の高揚につなげるのが狙い。

 1月のカレンダーには「三俣の大雪崩」(1918年、9日)、「兵庫県南部地震」(1995年、17日)、「天正地震」(1586年、18日)、草津白根山噴火(2018年、23日)を記載。また、災害伝承面では1844年に南木曽町・与川で発生した土石流の犠牲者を弔うため建立された「与川の山抜石地蔵」について記している。

 同課は「新たな年を迎えるに当たり、カレンダーを組み立てていただき、ぜひ防災に役立ててほしい」と話している。

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