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(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部が年度末安全現場パトロール

2019/03/08 長野建設新聞

長野県建設業協会木曽支部は6日、県の発注機関と協働して年度末恒例の安全パトロールを実施。年度末を迎える各現場で一層の安全対策を呼びかけた。

当日は、同支部から安全委員会(青木孝尚委員長=木曽土建工業)を中心に8人、発注者は木曽建設事務所や木曽地域振興局の林務課と農地整備課の職員ら6人が参加した。出発式で青木委員長は「年度末ということもあり、各現場とも忙しく動いていると思う。各社とも様々な予防対策をされ、安全に対する意識は上がっている。しかし年度末や工期が迫り、忙しい時は仕事の方を優先し、安全に対する意識が緩みがちになることが考えられる。そのような部分を経験豊富な皆さんの目で現場を見ていただき、今一度安全の手綱を締めなおす意味でパトロールを行ってほしい」と呼びかけた

パトロールは北部、中・西部、中・南部、南部の4班に分かれに合計20カ所を実施。終了後、木曽建設会館に戻って開いた結果報告会で発注者を代表して木曽建設事務所整備・建築課の丸山泰正課長は「年度末となる3月は現場が慌ただしくなっており事故が発生しやすい状況にある。このような事故を未然に防ぐため、受注者の安全対策の徹底とともに発注者の安全意識の高揚が必要。特に墜落・転落に気を付けてほしい」と述べた。続けて各班が報告を行い、それぞれ評価した点や指摘事項を報告した。

パトロールの模様

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