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きょうから申込受付/橋梁MAEの養成講座/信州橋梁メンテ支援協

2019/04/19 長野建設新聞

 県内に2万2000余りある橋梁の法定点検を支援するため昨年9月に公学民6者で設立した「信州橋梁メンテナンス支援協議会」は、本年度から橋梁点検を担う技術者「橋梁MAE(メンテナンス・アシスタント・エンジニア)」の養成に取り組む。第1回目の養成講座を5~6月、第2回目を9~10月に開催する。第1回の申し込み受け付けは、きょう19日から始める。

 養成講座の主な受講対象者は建設系企業社員や県・市町村職員など。市町村管理橋の7割を占める小規模橋梁(橋長がおおむね10m未満)の点検ができる技術者を養成するため、橋梁の構造、劣化原因、補修工法などに関する基礎知識と点検技術を学ぶ。

 修了者を「橋梁MAE」として認定・登録。養成した人材を活用し、市町村職員による小規模橋梁の直営点検を推進するとともに、資格登録者に点検を依頼できる仕組みを構築し、市町村職員の負担を軽減する。資格の有効期間は4年間。更新する場合には再度講習を義務付ける。

 同協議会では、ホームページに技術相談窓口を開設し、市町村からの技術相談に対する助言も行う。

 19年度橋梁MAE養成講座の開催日程は、第1回が5月30日、6月10~11日に長水建設会館(長野市)、第2回が9月30日、10月15~16日に松筑建設会館(松本市)。第1回の募集人員は50人程度で、締め切りは5月10日。受講費用は1万5000円(税込み)。申し込み・問い合わせは同協議会ホームページまで。アドレスはhttps://www.pref.nagano.lg.jp/michikanri/mae.html

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