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全国道路標識・標示業埼玉県協会

全国道路標識・標示業埼玉県協会の通常総会/中村会長が続投

2019/04/26 埼玉建設新聞

 全国道路標識・標示業埼玉県協会(中村幸満会長)は23日、さいたま市中央区のラフレさいたまで第8回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で中村会長の続投を決めた。本年度も引き続き事故の減少に向けた交通安全施策の推進に協力・貢献していく。

 中村会長はあいさつで「県警察本部発注の道路標示を含む工事では、路面標示施工技能士が資格要件に記載されています。専門的知識と技術をもって安全に工事を管理するため、県、市町村から発注される工事についても、国家資格である技能士の配置を入札参加条件に加えてもらえるよう、関係各所に丁寧に説明して理解をいただけるように活動していきたいと考えています」と抱負を述べた。

 総会には来賓も多数招かれ、冒頭、県議会議員の石渡豊氏、横川雅也氏、国土交通省関東地方整備局の鹿島秀昭大宮国道事務所副所長、中村一之県土整備部長らが、日ごろの協会活動による地域への貢献をたたえる言葉を贈った。

 議事では2018年度事業報告・収支報告、19年度事業計画案・収支予算案、新役員案の承認を求める件などについて審議し、原案どおり全議案を可決・承認した。

 昨年の県内交通事故死者数は175人。前年より減少したものの、県が推進している5カ年計画の施策指標(125人未満)を上回る事態となり、交通安全施設業が課題の改善に寄与できる部分は大きく残されている。

 このため承認された本年度事業計画には、『子どもを守ろうプロジェクト』の推進、今年2月に締結した『防犯のまちづくりに関する協定』に基づく活動、非常災害時の体制整備、人材育成などを盛り込んだ。

 新役員は次のとおり。(敬称略)

 ▽会長=中村幸満(扶桑工業㈱)

 ▽副会長=有馬憲太郎(交通産業㈱)、杉本利孝(ライン企画工業㈱)、山下太一郎(双葉工業㈱)

 ▽理事=西原正治(㈱ウエスト工業)、宮田哲(埼玉ライナー㈱)、黒田義久(サントラフィック㈱)新任

 ▽監事=上田富久(ライン企画工業㈱)新任、上林弘(昭和工業㈱)

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