埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は24日、さいたま市中央区の埼玉県管工事会館3階大会議室で、県営住宅給水施設等保守点検業務担当者説明会を開催した。県住宅供給公社の公営住宅部公営住宅技術課と4支所から技術職員7人を招き、保守点検や緊急修繕業務における注意事項などを確認した。
まず横田生樹業務渉外委員長が「本年度も支障なく、県民の皆さまに安定した給水施設をご提供できるよう努めていきます」と開会の辞を述べた。
飯沼会長は「会員企業各社から複数の参加があり、65人に出席をいただきました。業務を誠実に遂行していこうという強い意志と責任感の表れであり、当協会の誇りとするところであります。疑問点などがあれば直接お聞きすることで、改めて本業務の重要性を再認識していただければ幸いです。利用する県民の安心、安全、快適な生活に少しでも寄与できるよう、お力添えをお願いいたします」と引き続き協力を要請した。
県住宅供給公社を代表して澤田正紀公営住宅技術課長は「私の信念として捉えていただきたいのですが、壁をなくしてより良い連携が取れてこそ安心、安全が確保できるものと考えています。現場を熟知した皆さまがいなければ成り立たないことだと理解していますので、広くご提案をいただければ」とあいさつ。
引き続き協会事務局から点検表の記入要領、インバーターポンプ・ブースターポンプの点検、休日・夜間などの緊急修繕時の対応などについて注意点を再確認。このうち点検表に関しては、異常を認めたときなど気になる事項の特記事項欄への記入の徹底を促した。
その後は見内貴志主幹が業務説明を行い「支所と密に情報を共有して、今後も速やかで、より良い施設管理を行っていただきたいと思います」とあいさつ。改元10連休期間中の対応などを確かめた上で「今後も不具合などがあった場合、些細なことでも支所の監督員に相談して指示を仰いでください」と結んだ。
閉会にあたり薄田俊治業務渉外副委員長は「本日の内容を反すうしてよく理解していただき、日ごろの業務に反映してください」と話し、説明会を締めくくった。