安曇野市は７日付で、新総合体育館建設工事を一括で技術提案型総合評価落札方式による一般競争入札で公告した。主な参加要件は、単体または最大３者による特定JV。単体または特定JVの代表者は建築一式1800点以上、特定JVの構成員は県内に本店を有し、建築一式1200点以上、ただ、安曇野市に本店を有する場合は市資格が建築A級。参加申請書の受付は５月20日まで、落札候補者の決定は９月９日を予定している。

建設場所は同市豊科の豊科南部総合公園の敷地２万9500m2。建物はS造２階建て、建築面積A5560㎡、半屋外を含む延べ床面積は7650㎡。今回の発注は建築のほか電気・機械設備や昇降設備、外構工事などを含めた一括発注で工期は2021年10月20日まで。予定価格は31億8100万円。選考にあたり、参加者から技術提案やVE提案等を受け、評価点が最も高い参加者を施工者として選定する。施工者に選定された場合、技術提案等を実施設計に反映させるため、実施設計技術協力業務（予定価格400万円）を実施する。

災害時の避難所や救援物資集積場所としての機能も兼ね備える。本年度当初予算には7億2356万円、20～21年度の債務負担行為には28億1439万円を設定した。なお実施設計と施工者選定支援業務は大建・エーアンドエーJVが担当した。