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(社)埼玉県測量設計業協会

埼測協の第49回通常総会/新たな時代へ対応を

2019/05/17 埼玉建設新聞

 埼玉県測量設計業協会(細沼英一会長)の第49回通常総会が14日、さいたま市中央区のラフレさいたまで開かれた。2020年に設立50周年の節目を迎えるにあたり、実行委員会から同年10月28日に記念式典を開催することが報告され、細沼会長が式典と記念事業の実施について理解と協力を求めた。

 冒頭に細沼会長は「時代は30年続いた平成から令和へと改元されました。新たなスタートが切られたわけで、人材確保などいろいろな面で対策を打たなければなりません。人工知能などを生かした技術革新が飛躍的に進み、ITからAIへと変わっていくのかと思われます。われわれも新しい時代に対応できるよう、賛助会員と力を合わせて取り組んでいきます」とあいさつ。

 引き続き、来賓に招かれた県土整備部の村田暁俊副部長が中村一之部長のあいさつ文を代読した。

 議事では18年度事業報告、収入・支出決算の承認について審議し、原案どおり全会一致で可決。また19年度事業計画、収入・支出予算が報告された。

 このうち事業計画には『測量の日』記念行事の実施のほか、県主催の『県民の日』記念行事、ドローンを活用した被災状況の把握および調査への協力、シラコバト長寿社会福祉基金への寄付、県への要望活動と関係部局長との意見交換会の開催などを盛り込み、新規会員拡大、賛助会員との共同事業などに取り組む方針。

 当日は総会に先立ち、永年勤続者を表彰。細沼会長から受賞者に表彰状が授与され、三協測量設計㈱の佐々木朝喜氏が代表して謝辞を述べた。

 なお総会終了後は来賓多数を招き懇親会を開催。和やかに交流を図り、親睦を深めた。

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