長野県建設業協会飯田支部(北沢資謹支部長)は15日、第73回となる定期総会を飯田建設会館で開き、本年度の事業計画を承認した。
冒頭のあいさつで北沢支部長は、「国では将来の建設業を見据えた施策が行われ、それに伴い協会のやることが増え続けている。本会の木下会長が、今の施策の打ち方はスピーディーだ。スピードは歓迎すべきだが、果たして業界の声が十分反映されているのか、いささか疑問だと言っておられた。その代表格が建設キャリアアップシステム。十分な議論・説明が尽くされているのか疑問。8月1日に建協に取扱い窓口が設置されることが決まっている。今、必要なことをやらなければならず、地に足の着いた活動を、今のスピードにのって、追いついていかなければならない」と呼びかけた。
続いて議事に移り、昨年度事業報告と決算、本年度の事業計画案と予算案について原案通り承認した。本年度の事業計画は、適正な入札・契約制度の実現のための運動や公共工事拡大確保と計画的な適期発注の促進に向けた運動などを行う。
【写真=あいさつする北沢理事長】