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川口市建設協会など3団体総会で島田理事長ら再任

2019/06/11 埼玉建設新聞

 川口市建設協会(島田松夫理事長)、川口建設協同組合(河邊一成理事長)、建設業労働災害防止協会川口分会(島田松夫分会長)の本年度定期総会が6日、川口市内の市民ホールフレンディアで開催された。3団体とも本年度の事業計画や予算、役員改選など全議案を承認。3団体の長が再任し、うち川口市建設協会では副理事長に中原誠氏(中原建設㈱)が加わり、武井美親副理事長(埼玉建興㈱)が再任した。

 まずはじめに川口建設協同組合の総会が開かれ、河邊理事長はあいさつの中で、昨今の厳しい経営環境に触れながら「これまでも厳しい時はありましたがその都度乗り越えてきました。大切なのは皆で協力していくことです」とさらなる協調関係を求めた。また再任後のあいさつでは「責任を十分に感じながら運営してまいりたい」と抱負を述べた。

 川口市建設協会の総会では島田理事長が、適正な単価の申し入れや発注時期の平準化を市に求めるなど、協会の取り組みに触れる一方、人手不足の加速化を懸念。その上で「地域社会への貢献を目的とした我々団体は、今後も防災協定に基づく取り組みで市民の安心安全を守り、行政と市民に信頼される団体として活動しなければなりません」と運営方針を述べ、会員にさらなる協力を求めた。再任後には「協会発展のため全力で頑張りたい」と新たな協会運営に意欲を示した。

 議事の後には新賛助会員の㈱アスクが紹介された。

 その後、開かれた建災防川口分会の総会では、島田分会長が「安全講習会の開催や安全パトロールの実施など、安全に対する意識を高め、労働災害の撲滅を目指します。今後もより一層のご努力をお願いします」とあいさつ。

 議事の後には安全管理優良現場表彰が挙行され最優秀賞の上津洋氏(島田建設工業㈱)、優秀賞の青木晃氏(㈱河辺工務所)と村石翔太氏(㈱村石組)にそれぞれ表彰状と記念品が授与された。また来賓の小林雅彦川口労働基準監督署長が祝辞を述べた。

 総会終了後には3団体合同の懇親会が開かれ、奧ノ木信夫川口市長があいさつした後、互いに親睦を深め合った。

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