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県土整備部がICT活用工事の取り組みまとめ

2019/06/18 埼玉建設新聞

 県土整備部はICT活用工事の取り組み状況をまとめた。2018年度に土工で59件を発注し、21件の現場で実際にICTを適用した。このうち事実上の入札参加条件となる発注者指定型は3件。18件は受注者希望型だった。

 同部では16~18年度までに計88件のICT活用工事を発注してきた。このうち実際に現場で使われたのは33件となっている。

 33件を分析したところ、土工量5000立方メートル以上の受注者希望型においては、半数の受注者がICT施工を希望していることが分かった。このため19年度は土工量5000立方メートル以上の工事においては、発注者指定型による発注を積極的に検討する。

 なお19年度は産業労働部と企業局でもICT施工を開始する。このほか農林、都市整備部、病院、下水道、教育局は20年度の試行開始を見据えている。

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