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(社)埼玉県建築士事務所協会

県建築士事務所協会の定時総会/実態に即した報酬を

2019/06/19 埼玉建設新聞

 埼玉県建築士事務所協会(栗田政明会長)は13日、さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野で第7回定時総会を開催した。今年度の重点目標によると、理事会で業務報酬基準告示98号について検討を進めるとともに、他団体と連携を取り、より現実に根差した報酬基準にするための方策を練る方針。

 栗田会長はあいさつで「厳しい局面を打開するため、積極的な対応が求められています。告示98号という新たな業務報酬基準が決まりましたが、もう少し実態に即したものに変えていかなければなりません。県内では設計に関わる協会として4団体が活動していますので、共に協議を重ね勉強していければと考えています」と、会員企業の経営基盤を守るため一層の協力を要請した。

 議事では2018年度事業、19年度事業計画および収支予算について報告があり、決議事項として18年度決算書類の承認について審議し、原案どおり全会一致で可決した。

 また欠員に伴う理事の選任では、舟山範幸理事の退会を受け近藤哲司氏を補充した。

 事業計画によると▽会員と協会の収益拡大に寄与する新規事業の開拓▽新業務報酬基準告示98号の周知▽新規入会会員の確保――の3つを重点に各種事業を展開する。

 総会終了後は功労者表彰を行い、引き続き懇親会を開催。来賓多数を招き交流を深めた。

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