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新潟県村上市で震度6、国道に落石被害

2019/06/20 新潟建設新聞

 18日午後10時22分ごろ、山形県沖を震源とする地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュードは6・7、村上市府屋で震度6強を記録。長岡市、柏崎市でも震度5弱、新潟市北区などで震度4を観測した。県内では村上市内の国道345号弘法トンネルが落石で通行止めとなったほか県道、市道でも通行止めが発生し、山北総合体育館付近の県道法面が崩落。ブロック塀の倒壊や停電(復旧済み)、漏水などの被害も出ている。

 石井啓一国土交通大臣は、19日午前の時点で今回の地震による高速道路や新幹線、空港等での大きな被害は確認されていないものの、家屋被害や地盤の液状化現象等が発生していることを踏まえ応急対応に万全を期すよう求め、引き続き厳重な警戒を指示した。

 北陸地方整備局では、村上市に情報連絡員(リエゾン)を派遣したほか、落石被害があった弘法トンネルにTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)とともに衛生通信車、照明車が出動し、支援に当たっている。


【写真=落石被害のあった弘法トンネル】

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