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(社)埼玉県空調衛生設備協会

埼空衛の新人育成特別講話/自己分析で対人関係考察

2019/06/21 埼玉建設新聞

 埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は14日、さいたま市中央区の埼玉県管工事会館3階大会議室で新人・若手のための技能者育成特別講話を開催した。講師はイメージコンサルタントの池田泰美氏。『コミュニケーション力・向上研修~人のタイプを理解して 苦手意識や対人トラブルの未然防止~』と題して、自己分析から得られた自分のタイプを知ることで、他人との関係性の保ち方を学んだ。

 飯沼会長は「当協会では会員の総力を結集して業界の魅力を力強くアピールすることで、若年者の入職を促進することが何より重要だと考えています。職業意識として使命感を持ってもらい、自信を植え付ける。この職を長く続けてもらうことができるような事業を展開していかなければならないと思っています」とあいさつ。

 講話では自分自身の特徴として強み、弱みを知り、相手のタイプに合わせる方法を学んだ。苦手意識や食い違いによるトラブルの未然防止に役立て、コミュニケーションを良好にする聞き方や話し方のポイントを習った。

 現代社会では社員、パート、アルバイトなど働き方の多様化をはじめ、世代間ギャップ、仕事の業務量の増加などを理由に、職場での人間関係の構築が難しくなっていると言われる。

 池田氏は明るく爽やかな語り口で参加者に考えさせながら指示を出した。まずは人が色によりさまざまな心理的影響を受けることから、特定のもの、言葉に対するイメージを、色を通して把握し分析。選んだ色の意味を理解した。

 また両極端な答えが用意された質問でセルフチェックを行い、導き出された自身のタイプ(感覚型、協調型、支配型、分析型)を確認した上で、相手のタイプに合わせた接し方を考え、職場や業務に生かす方法を探った。

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