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茨城県常陸大宮市

常陸大宮市新給食センター/外構工を年度内発注目指す/本体工は7月開札

2019/06/26 日本工業経済新聞(茨城版)

 新学校給食センターの整備を進める常陸大宮市学校教育課は、駐車場や雨水貯留浸透槽などの外構工事を早ければ2019年度内に発注する。本体工事は建築・機械・電気・厨房設備の4分離で6月7日に一般競争入札を公告。7月8日の開札後に臨時会を開く予定で、市議会での議決を経てから工事に入る。

 市内には3カ所の学校給食センター(大宮学校給食センター、御前山学校給食センター、山方給食センター)があるが、大宮学校給食センターおよび御前山学校給食センターは建設から約40年が経過しており特に老朽化が顕著。そのため市では両施設を集約した新給食センターの整備計画を進めてきた。

 建設地は旧第一中学校(鷹巣2699―2)の跡地で、敷地面積は2万9059㎡。設計は㈱匠建築研究室(水戸市)が策定した。

 建物概要は、給食センターがS造2階建て、延べ1977・13㎡。配送員控え室がW造平屋、19・87㎡。ごみ置き場がRC造平屋、10・41㎡。工期は20年7月17日まで。

 外構工事については、本体工事の進捗を見ながら発注時期を決める。工事内容は主なものが駐車場の整備で、60台程度のスペースを確保。また敷地東側に雨水貯留浸透槽(8m×39m×1・56m)を整備する。そのほかフェンスの設置なども予定する。

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