記事

事業者
埼玉県

県土整備部が越谷市役所通り線事業化検討

2019/07/03 埼玉建設新聞

 県土整備部は都市計画道路越谷市役所通り線の事業化について、周辺の交通状況や市の延伸計画、駅周辺のまちづくりとの調整が必要との見解を示した。越谷市と連携して検討する。開会中の県議会6月定例会で浅井明議員の一般質問に対し中村一之部長が答弁した。

 同線は越谷駅東口駅前広場と県道足立越谷線とを結ぶ300mの都市計画道路となる。

 中村部長はまず「越谷駅東口から市役所へアクセスするには、越谷市役所通り線の100m南側に都市計画道路越谷駅前線が整備され、その機能を発揮している。2015年度の全国道路街路交通情勢調査では、5年前の調査より越谷市役所通り線をはじめ、県道足立越谷線など、越谷駅周辺道路の交通量は減少している」との認識を示した。

 その上で「越谷市では市役所周辺の回遊性を高めるため、県道足立越谷線から市役所までの延伸区間の整備手法について調査研究を行っていきたいとのこと。地元市と連携し検討していく」と述べた。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら