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(社)埼玉県電業協会

新入社員フォローアップ研修でビジネスマナー再確認

2019/07/24 埼玉建設新聞

 埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は7月17日、18日の2日間、新入社員フォローアップ研修を開催した。初日はさいたま市南区の埼玉建産連会館でビジネスマナーを専門とする井島鈴子氏を講師に招き、確実なキャリアアップを積むための再教育を実施。2日目には賛助会員のネグロス電工㈱東京中央営業所のショールーム(東京都江東区)を見学。電設資材や工具の特長を、実際に手に触れながら学んだ。

 佐野雄一朗人材育成委員長は「今年4月の新入社員研修から3カ月が経過しました。今日はそれぞれの成長を確認するとともに、深く接客できるように自分のスキルを磨いてください。2日目には電材のショールームで知識を得て日々の仕事に役立ててください。また他の会社の方とコミュニケーションをとって今後の仕事に生かしていただきたいと思います」と有意義な研修となるようエールを送った。

 井島氏は開始にあたり「皆さまが期待されて活躍している話を聞いており、大変嬉しく思います。今日も春の新人研修の時と同じように短時間ではありますが、いろいろなことを伝えます。是非、積極的に参加して学んでいってください」と話し講義に入った。

 新入社員研修時のおさらいから始め、自分を育てるためのPDCAを再度徹底して頭に叩き込んだ。そして顧客満足度の追求、職場で必要となるコミュニケーションと人間関係について考え、理論と実習により問題が発生した際の処理能力を高めるための手法を学んだ。


ネグロスのショールーム見学も


 2日目はネグロス電工の東京中央営業所へ電車で移動。到着すると、北関東営業部大宮営業所の永野広史所長が「普段、弊社の製品を使っている方といない方がいるかと思いますが、今日は実際に商品を見て触って理解していただければ」とあいさつ。

 講習では、建築工事と電気工事の工程をビデオ視聴した後、大宮営業所の堂園和照主幹が電設資材について説明。配管・電路資材のあらましを述べた後、ネグロス電工の代表的な製品であるパイラック、ダクター、吊り金具などの特長を、カタログを使用しながら解説した。

 引き続きショールームに移動して分類ごとに商品の説明を受けた後、パンチャーやラチェットといった工具を実際に試用した。

 2日間の研修を終え、川合昭副会長が講師の井島氏やネグロス電工の関係者にお礼の言葉を述べた後、受講者全員に修了証を授与し、研修が成功裏に幕を閉じた。

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