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十二峠新トンネル開削期成同盟会総会・要望会/早期事業化求める

2019/08/27 新潟建設新聞

 一般国道353号十二峠新トンネル開削期成同盟会(会長=水落敏栄衆議院議員)は19日、十日町市の林屋旅館において2019年度総会を開いた。21年度までの役員全員の留任を決定したほか、関係機関への要望活動を軸とした本年度の事業計画案を承認した。

 同盟会は十日町市、南魚沼市、柏崎市、湯沢町、津南町、長野県飯山市、野沢温泉村、栄村で構成。 県の南部地域、長野県北部地域と上越新幹線、関越自動車道とを最短でつなぐ重要路線の一部ながら、連続する急勾配・急カーブが交通障害を生じさせている十二峠の抜本的解決策として、新トンネル整備の早期事業化を求めている。

 水落会長は「十日町道路が国の直轄に決定し、次はこれだ。技術と費用のことでなかなか進まない。県や国と問題を洗い出さなければならない。柏崎原発の避難道路としても整備が必要」と協力を訴えた。

 14年、15年には2年連続で大規模な土砂崩れが発生し、副会長の関口芳史十日町市長も「災害復旧には県に迅速な対応をしていただいた。4市2町2村で団結し、地域づくりをしたい」と加えた。  


【写真=整備要望など事業計画案了承】

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