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栃木県日光市

日光市、清滝出張所を来年度解体、跡地は清滝郵便局に

2019/08/28 日本工業経済新聞(栃木版)

 日光市は、清滝出張所・公民館(清滝2丁目)の機能を女性サポートセンター(清滝桜ケ丘町)に移転集約する。集約化に伴い、現在の清滝出張所・公民館の建物は解体。12月補正予算案に解体設計費を計上し、来年5月以降に解体工事を実施する。跡地には日本郵便が清滝郵便局の移転を計画している。

 清滝出張所・公民館は1974年に建設されたRC造2階建て延べ床452・4平方mの複合施設。老朽化が著しく、耐震化もされていないため近接の女性サポートセンターに機能を集約する。

 女性サポートセンターは清滝体育館と隣接。規模はセンターが1983年建設のRC造2階建て延べ762平方m。体育館は84年の建設でS造2階建て延べ1221平方m。

 女性サポートセンターについて市は今年度の当初予算に屋根の防水や外壁の改修工事を行う長寿命化改修事業費2193万6000円を計上していた。

 機能集約に伴う改修はカウンター設置やスロープ拡大などで長寿命化改修工事と併せて実施。センター長寿命化改修工事は22日に条件付き一般競争が公告されており、9月3日に開札する。

 センターでの出張所・公民館業務は来年4月から開始する予定。現在の清滝出張所・公民館跡は民有地。市が施設を解体した後、来年度後半から日本郵便が郵便局舎を整備する計画。

 現在の清滝郵便局(木造平屋建て延べ90・27平方m)は1969年の建設。新局舎の開局は21年度初頭を予定している。

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