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群馬県前橋市,群馬県玉村町

前橋と玉村が利根川新橋整備でシンポ

2019/09/26 群馬建設新聞

前橋市と玉村町は23日、利根川新橋の早期整備に向けたシンポジウムを群馬県JAビルで開催した。基調講演は前橋工科大学工学部社会環境工学科の森田哲夫教授や前橋赤十字病院集中治療科・救急科の町田浩志副部長が行い、地域間連携や救急医療の側面から新橋整備の必要性を述べた。パネルディスカッションでは地域間交流や商工業、医療の面から新橋整備の必要性を議論した。

主催者あいさつで、前橋市の山本龍市長は参加者へ「長年の悲願である新橋整備に向かって力添えをお願いする」と訴えた。玉村町の角田紘二町長は「新橋整備の実現に向け、皆さんの強い後押しをお願いする」と呼び掛けた。

基調講演で森田教授は新橋開通により地域間連携の促進、産業の育成、広域医療や防災性の向上が図られることなどを説明。町田副部長は新橋整備により前橋赤十字病院までの搬送時間の短縮につながることなどを話した。

パネルディスカッションには山本市長や角田町長のほか、前橋商工会議所の曽我孝之会頭、玉村町商工会の徳江光俊副会長、前橋赤十字病院の中野実院長が参加し、意見を出し合った。

シンポジウムには中沢丈一県議や井田泉県議、小川晶県議のほか、前橋市議会議員、玉村町議会議員も臨席した。

新橋整備の必要性を話し合った

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