北陸地方整備局新潟国道事務所は24日、新潟市や警察、保育園、幼稚園の関係者と連携し、園児等が集団で利用する道路の安全点検を実施した。
5月に滋賀県大津市で起こった歩行中の未就学児が死傷する交通事故を受けて、管内で交通事故危険区間に指定されている▽国道7号ほんぽーと前交差点▽国道116号関新1丁目交差点▽関屋昭和町交差点―の3カ所で点検を実施。現地で保育園、幼稚園関係者から道路利用の状況や危険性などの聞き取りを行った。
ほんぽーと前交差点では、保育園からほんぽーとまでの移動に不可欠な交差点となっているため、右左折車が多いことから歩道へのガードレールなど保護柵設置の要望が上がった。また区画線、停止線が消えかかっていることも指摘され、舗装工事と合わせて実施することを確認した。
今後、道路管理者や警察などで危険性を共有し、対策を検討する。
【写真=関係機関が連携し現地確認】