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国土交通省羽越河川国道事務所

道路の大切を実感 中学生が職場体験

2019/10/04 新潟建設新聞

 北陸地方整備局羽越河川国道事務所は1日、村上市立荒川中学校の2年生3人を対象に鷹ノ巣道路などで職場体験学習会を開催した。

 当日は、事務所内で河川や道路などの事業概要や事務所内の各種システム、施設について説明が行われたのち、関川村内にある鷹ノ巣道路大内渕地区改良他その6工事の現場へ移動。現場では施工を担当する渡辺組の角田誠現場代理人から工事内容についてやドローンの活用方法などについて説明を受けた。また実際にドローンに触れてみたほかコマツカスタマーサポートのスペシャリストが分かりやすくICT建機の操作方法などを説明。試乗した生徒達は満足そうな表情を浮かべていた。

 職場体験を受けた関くん、山口くん、高橋くんの3人は「あまり道路のことなど日ごろ考えたことなかったけど、今日の職業体験で建設業の皆さんのおかげで僕達はきれいな道路を使えているのだと分かった」、「道路がとても大切なことが詳しく分かってよかった。ICT建機のことを初めて知ったけど、とても面白かった」「日ごろ道路は見ているだけだけど、実際現場の人がどういう仕事をしているのか知ることができてよかった。自分のお父さんも建設業の仕事をしているので、これを機会に帰ったら仕事のことについて話してみたい」と話し、将来有望そうな顔をのぞかせた。

 職場体験は3日間のカリキュラムとして鷹ノ巣道路のほか、大石ダム、荒川河川の現場でも行われた。


【写真=ドローンに興味津々の生徒達】

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