建設業労働災害防止協会群馬県支部高崎分会(関口功分会長)は4日、ホワイトイン高崎で労働災害防止大会および県高崎土木事務所と共催で建設技術者研修会を開催した。会員など約230人が参加し、一致団結して無事故無災害の実現に取り組んでいくことを誓った。
関口分会長は「地域の安全と安心を担う我々建設業者にとって改めてその責任を自覚し、防災意識を高め、自らの安全意識を高めなければならない。本日の安全大会を契機に、ここにいる一人ひとりが決意を新たに一致団結して安全に対する再確認と再認識を徹底していきたい」と述べた。
来賓あいさつは厚生労働省高崎労働基準監督署の佐藤寿署長や高崎市の富岡賢治市長、高崎警察署の神戸勇署長、県高崎土木事務所の小林功所長、建設業労働災害防止協会群馬県支部の青柳剛支部長が行った。
大会宣言は清水一希氏が「無災害が自社の繁栄につながることを信じて、意欲的に災害防止活動を展開していく必要がある」と読み上げた。
第2部の建設技術者研修会では厚生労働省高崎労働基準監督署安全衛生課の荒井教隆課長が「労働災害事例と働き方改革」、県契約検査課検査第一係の坂井努工事専門検査員は「表彰工事の紹介と現場検査の具体事例」を演題に講義を行った。