和光市は（仮称）外環上部丸山台利活用基本計画を策定するため、２０２０年度に公募型プロポーザルを行う。東京外かく環状道路を構成するボックスカルバート上部約９３００㎡を中心に、民間事業者によるＭａａＳ【＝Ｗ】拠点整備などで具体的な利活用へつなぐ方針。19年度は基本方針策定や可能性調査をパシフィックコンサルタンツ埼玉営業所（さいたま市、０４８－６５０－８６１１）が行う。

　可能性調査はボックスカルバート上部空間をはじめ、和光市駅南側の既成市街地、和光市駅から理化学研究所などへの歩行者動線、周辺地域の公共交通機関などを対象とする。これらの地域へ研究開発企業などを誘致する際、必要となる床面積や設備などを聴取する。　加えてＭａａＳ拠点整備を想定し、バス待ち合い所やＥＶ充電器などの設置についても検討を進める。