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県建設技術センターが十日町市に小型除雪機寄贈

2019/10/19 新潟建設新聞

 県建設技術センター(金子博理事長、新潟市西区山田)はこのほど、十日町市に小型除雪機械2台を寄贈した。豪雪地の除雪作業の一助にと、公益事業の一環として贈ったもの。関口芳史市長は「安心して冬を乗り切れる」と謝意を示した。

 目録を受け取った関口市長は「自分で操縦できる除雪機の要望は多い。高性能の2台を頂戴し、大変喜んでいる」と述べ、除雪に対する深い理解と厚情に感謝すると記された感謝状を金子理事長に手渡した。

 同市松代地域での赴任経験がある金子理事長は「馬そりを使って物を運んだ思い出があり、雪の量には大変驚いた」と県職員当時の経験談を披露。「この機械を有効に活用して、市民の安心・安全の向上に役立ててほしい。県内の自治体に寄贈しているが、今回はワンランク大きいもの。来年は3台の寄贈を予定している」と語った。

 市役所駐車場でお披露目された2台の除雪機械は、23・5馬力の三菱社製で1台約200万円。松代地域と松之山地域の各自治会に配備される。

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