建設業労働災害防止協会群馬県支部安中分会（萩原永史分会長）は18日、群馬県建設業協会安中支部の女性で構成する環境すみずみパトロール隊と合同で安全パトロールを実施した。当日は、厚生労働省高崎労働基準監督署や県安中土木事務所の職員も参加して土木や建築の現場などを見て回った。

萩原分会長はあいさつで「きょうは女性の目線で工事現場を見ていただきます。雨も降ってますので、気を付けてパトロールをお願いする」と呼び掛けた。

橋梁上部工の工事現場は、女性専用のトイレを設置するなど、環境衛生への配慮が見られた。

県安中土木事務所企画調査係の屋敷恵子副主幹は「整理整頓されていて、気持ちの良い現場環境だった。ウェットティッシュが用意されており気配りを感じた」と感想を述べている。

このほか、土木の現場では県内で初めて導入するラウンドアバウトの整備工事、建築の現場は子育て支援拠点施設の建築工事現場などをパトロールした。