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さいたま市造園業協会が第16回みどりの祭典に出展

2019/10/24 埼玉建設新聞

 第16回さいたま市みどりの祭典が20日、市民の森・見沼グリーンセンター(同市北区)で開かれた。地元団体として毎年出展している、さいたま市造園業協会(内田香会長)からは30人以上の会員が参加。目玉となった高所作業車の試乗体験には、訪れた親子連れが順番待ちの列をつくり終始にぎわいを見せていた。また同協会は草花の販売やガーデニング相談、チューリップ球根の無料配布も行い、会場を大いに盛り上げた。

 この日、同協会は公園の高木や街路樹の剪定に使用する高所作業車の試乗コーナーを設営。朝早くから多くの親子連れが詰め掛けた。試乗の際には、作業車の運転資格を持つ会員らがヘルメットや安全帯を装着させ、安全に誘導。作業用ボックスに乗り込んだ来場者は約12mの高さまで持ち上げられ、上からの眺望を楽しんだ。

 試乗体験は祭典終了まで続き、小学生を中心に計362人が参加。試乗した子どもたちは「楽しかった」「上から見ると人が豆粒みたいだった」と楽しそうな表情を見せていた。また、家族連れで訪れた父親は「スリルがあった。造園業の人はいつもこういう車を運転していて大変だなと思った」と作業車の高さに驚いた様子だった。

 そのほか同協会は、ビオラやバンジー、ボンボン菊などの販売や、ガーデニング相談を実施。さらに、通常の倍近い大きさのチューリップ球根を3色(赤・白・黄)1組で600組用意し、高所作業車の試乗体験者や草花の購入者に無料配布した。

 無事に開催されたことについて内田会長は「天気にも恵まれ、(高所作業車の試乗体験では)行列もでき、大盛況となった。小さい子からお年寄りまで大勢来てくれてうれしい」と笑顔を見せた。

 みどりの祭典は『みどりに親しみ、みどりから学び、みどりを守り育てましょう!』をテーマに開催。祭典での売り上げ金について、同協会では今後、さいたま市『ふるさと応援』寄付・緑化推進事業への寄付を予定している。


【写真】

①=高所作業車の試乗体験を楽しんだ

②=多くの来場者が草花を見て回った

高所作業車の試乗体験を楽しんだ 多くの来場者が草花を見て回った

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