群馬県機械設備工業会（串田紀之理事長）は10月31日～11月１日の２日間、前橋市内の群馬県設備会館で、２０１９年度２級管工事施工管理技術検定試験の受験準備講習会を開催した。講習会には17人が参加。同会では「資格は技術を客観的に証明する手段」との観点から若手技術者の確保や技術力の向上と合わせ、資格取得のための準備講習会の開催など教育情報事業に力を入れている。講師は、ヤマト（前橋市）技術部技術課の髙橋幸隆氏が務めた。

１日目は原論や機械工学、電気工学、建築学や設備知識など、２日目は施工計画や工事施工などの施工管理法、労働安全衛生法や建築基準法など試験の出題傾向に沿ってポイントを絞り、分かりやすく説明。

受講者は17日に行われる試験に向けて熱心に聴講した。

なお、18年度から同検定の学科試験は、これまでの年１回から年２回の実施となっている。19年度１回目の試験は６月２日に行われた。