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新大宮上尾道路期成同盟会が総会と要望

2019/11/22 埼玉建設新聞

 新大宮上尾道路建設促進期成同盟会(会長=清水勇人さいたま市長)は7日に衆議院第二議員会館で2019年度総会を開き、19年度事業計画などを決定した。早期完成に向けて政府関係機関、高速道路会社などに対する要望活動を展開するほか、建設促進に関する調査研究を行う。

 総会で清水会長は「新大宮上尾道路は都心と圏央道を直結する極めて重要な道路。高速道路網のミッシングリンク解消、東日本における対流拠点の創出が期待される。さらに首都圏広域防災拠点であるさいたま新都心へのアクセス性が強化されることから早期整備の必要性が高い」とあいさつした。

 総会終了後は国土交通省の青木一彦副大臣、池田豊人道路局長らと面会。要望書を手渡した。

 同盟会の役員は畠山稔上尾市長、小野克典桶川市長、三宮幸雄北本市長、中村一之県土整備部長らが務めている。

 青木副大臣らに渡した要望事項は次のとおり。

 ▽国の直轄事業および首都高速道路株式会社による有料道路事業として事業中の首都高速道路与野ジャンクションから上尾南出入口(仮称)までの区間については、コスト縮減に努めつつ早期完成に向け事業を強力に推進すること

 ▽本路線の機能を最大限発揮させるため、現在事業化されていない上尾南出入口(仮称)から圏央道までの区間については、早期に事業化すること

 ▽国道17号沿線地域の安全で円滑な交通確保、およびさいたま新都心の災害拠点機能を最大限に発揮するため、新大宮上尾道路を重要物道路として指定し、早期開通のための十分な事業費を確保すること

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