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【労働災害】19年の建設業は死亡、死傷者数ともに減る

2020/01/22 本社配信

 厚生労働省が発表した2019年の労働災害発生状況(速報値)では、建設業の労働災害による死亡者数は246人で、業種別では最多となったものの前年比では40人減少している。墜落・転落が102人で最も多く、崩壊・倒壊が34人、交通事故(道路)が24人、激突されが22人と続いた。

 休業4日以上の死傷者数を見ると、建設業は1万3813人で、前年比207人減少した。

 建設業を含めた全産業における死亡者数は763人で前年比61人減、死傷者数は11万2219人で同比1360人減と、いずれも減少している。

 なお厚労省の第13次労働災害防止計画では、重点業種となる建設業について22年までに労働災害による死亡者数を17年比で15%以上減少させる目標を掲げている。

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