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群馬県建設業協会高崎支部・産学官連携会議の一環で高校生に建設産業を説明

2020/02/04 群馬建設新聞


群馬県建設業協会高崎支部(関口功支部長)は1月29日、高崎工業高校で建設産業の魅力や将来性を直接伝える説明会に講師を派遣した。説明会には土木科2年生37人、うち男子32人、女子5人とその保護者7人が参加。講師には同校卒業生も駆け付け、後輩たちの質問に生の声を届けた。

冒頭、県県土整備部建設企画課建設業対策室建設業係の神尾崇主幹は「2年生は、そろそろ進学や就職を考える時期だと思いますので、きょうの話しを聞いて参考にしていただければ。建設業では皆さんが心地よく働けるように働き方改革を行っています」と強調「分からないところは質問を」と呼び掛けた。

説明会では、社会の安心安全を支えるそれぞれの立場から仕事内容や建設産業の魅力・やりがい、働き方改革の取り組みなどについて動画を交えて説明した。

終了後、生徒を代表して須藤巧さんは「きょうの話しを聞いて将来の選択肢が広がった。しっかり考えていきたい」と感謝を述べた。

参加した保護者からは「子どもの将来の選択肢のひとつで、今まで接点がなかった業界なので説明会に参加した。きょうの話を聞いて建設業のイメージが変わった」と話した。

講師は同支部から髙橋建設の髙橋久光常務取締役、研屋の清水一希代表取締役と卒業生の小見隼平氏、岡田工務店の岡田光正代表取締役と卒業生の山本亮佑氏、コーアエンジニアリングの黒岩誉広取締役営業部長、浦野工業の浦野裕樹専務取締役。群馬県測量設計業協会から富岡測量設計の村田博取締役副社長、高崎測量の菊池匡取締役副社長、県からは神尾主幹が参加した。

この取り組みは産学官連携会議の一環で、2019年度で7年目。生徒と保護者を対象に、未来を担う建設系学生の建設産業離れを改善するために取り組む。高崎工業高校のほか県内建設系高校6校で説明を行っている。

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