記事

事業者
国土交通省

【魅力ある建設現場】官民の推進母体で施策展開を

2020/02/13 本社配信

 国土交通省が設置した建設現場で働く人々の誇り・魅力・やりがい検討委員会の提言書「建設現場でいきいきと活躍するために」がまとまり、国交省技術調査課のホームページで公表された。建設業の存在意義を「日本の国土・まちを『つくる』・『まもる』」として再構築し、建設現場で働く人に焦点を当てて働き方改革、生産性革命、使命感の観点から新たな価値による建設業の将来像を示し、官民による推進母体での施策推進を提言している。

 全国展開を求める施策では▽災害対応における着用物の統一化▽工事銘板による技術情報の発信▽女性活躍の推進▽建設現場のイメージ映像の配信―を進める。ブロックで取り組む施策としては、仮囲いデザインアイデアコンテストや建設現場に従事する技術者の紹介、技術者・技能者表彰、受・発注者が協働して魅力を発信する静岡県の取り組みなどを紹介している。

 さらに一連の取り組みと併せて、建設現場で働く人々の「生の声」の募集や、他業界との連携を必要に応じて実施することを提案した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら