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栃木県野木町

野木町予算案、逆川排水機場を耐震補強、野木中体育館改修も、普通建設事業費4億

2020/02/21 日本工業経済新聞(栃木版)

 野木町は19日、2020年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度比5・6%減の78億5800万円。野木第2工業団地造成事業終了に伴い減額。普通建設事業費は58・1%減の4億625万9000円。新規では逆川排水機場耐震補強に3800万円。いちご一会とちぎ国体会場の野木中学校体育館は、床面等改修(サンダー掛け塗装等)に813万6000円、トイレ改修に212万3000円を計上した。

 このほかの新規は、ホース乾燥塔設置等に1180万円、川西地区水防倉庫撤去に300万円、防火水槽撤去に248万6000円を配分。

 ホース乾燥塔は本部分団や2、3、6分団に設置するほか火の見櫓撤去(4基)を実施。防火水槽は、松原地内の1基を撤去する。

 継続事業では、若林Ⅳ地籍調査業務委託に523万6000円、川田Ⅰ地籍調査業務委託に2058万1000円を計上。1級幹線5号線(若林)は舗装工事に873万4000円。道路改良に2600万円を配分。2級幹線4号線道路改良工事に1024万2000円を措置した。

 若林Ⅳと川田Ⅰの地籍調査は一筆地調査や測量などを実施。1級幹線5号線舗装は延長374m、幅員3・2mの表層打ち換え工事。2級幹線4号線道路改良は第1松原踏切の拡幅を年度内に完了する計画。

 特別会計の合計は14・7%減の50億7177万2000円。新年度から公共下水道事業特別会計と農業集落排水事業特別会計が地方公営企業法適用で下水道事業会計となったため減額した。

 下水道事業会計の資本的支出は公共下水道事業が5億1441万9000円、農業集落排水事業が3384万2000円。すべて皆増。公共下水道事業(汚水)には1億1485万円を充て管渠工事、舗装復旧工事、汚水管路更新工事を実施する。

 水道事業会計の資本的支出は40・4%減の2億6329万7000円。基幹管路更新事業実施設計や管路診断検査の設計業務委託に1306万8000円を計上。また、都市計画道路3・4・7小山野木線配水管布設や川西配水場配水ポンプ更新事業に3035万8000円を配分した。

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