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埼玉県蓮田市

蓮田市が20年度予算にひょうたん池護岸など工事費2700万円計上

2020/02/27 埼玉建設新聞

 蓮田市(中野和信市長)は2020年度当初予算案を明らかにした。一般会計では、ひょうたん池公園などの公園整備工事費2700万円、庁舎維持管理事業の施設整備工事費2883万6000円、小学校2校の整備工事費1980万円などを計上。また、2カ年継続費として環境基本計画等策定支援業務委託費1800万円を盛り込んだ。同会計の予算規模は182億8500万円。うち普通建設事業費は前年度比28・5%減の12億3748万7000円となった。(別表に各会計の予算規模・主要事業を記載)

 公園整備では、主にひょうたん池公園(閏戸1485)内のひょうたん池で右岸の護岸整備を行う。工事費は約1600万円。蛇篭を採用し、護岸の上を歩道として利用する方針。設計は扇調査(白岡市、0480-44-9386)が月内にまとめる。

 現在、右岸では土が崩れてきており、隣接する老人ホームとの境にあるフェンスが池側に傾ている状況。市では安全性を確保するため、20年度早期の工事発注を予定している。

 そのほか主要事業は次のとおり。

【庁舎維持管理事業】

 施設整備は3件の工事を含んでおり、メインは庁舎非常照明用直流電源装置更新工事となる。工事費は約2000万円。停電時に点灯する非常照明の電源が耐用年数を超えているため、予防保全のため更新する。そのほか2件は、庁舎2階都市計画課空調機設置工事、庁舎敷地内舗装修繕となる。

【小学校整備工事】

 主に蓮田南小と蓮田北小の2校で改修工事を行う。蓮田南小ではコンクリートブロック塀をネットフェンスなどに切り替えるほか、校門の改修も行うもよう。蓮田北小では体育館アリーナ部分の水銀灯とLED照明に更新する。

【環境基本計画等策定】

 現行計画が21年度に終了するため、22年度に向け2カ年で新計画を策定する。合わせて地球温暖化対策実行計画など環境に関する諸計画の策定も行い、環境基本計画の章立ての一つとして一本化する方針だ。

 2カ年継続費の年割額は20年度684万円、21年度1116万円としている。

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