燕市は吉田図書館改修事業に着手する。新年度予算案に1億5471万円を計上し、主に空調設備の全面更新を行う。予算の成立後、4月~6月には公告したい考えで、工期は12月中旬ごろまでを予定。
場所は吉田大保町。RC造2階建て、延べ床面積941・77㎡。1982年12月の竣工で、老朽化が進んでいる。
空調はGHP方式に更新する。また1・2階にある全てのトイレを洋式化するが、スペースやレイアウトの変更はなく、多目的トイレについては隣接する吉田公民館と併用になる。
外装は屋上防水、外壁タイルの一部を改修。照明設備のLED化は、既に更新済みの学習室を除く全室、床カーペット改修は全室が対象。
また屋根付き駐輪場の建て替えのほか、備品として書架・書棚等の購入も行う。
工事期間中は休館し、吉田公民館1階会議室に仮設図書館を開設する。
事業費の内訳は、工事(建築・電気・機械)が1億3750万円、委託(監理業務・図書等移動・備品等廃棄)が830万円、備品購入に890万円。
設計は燕市建築設計監理協同組合が担当した。