小鹿野町（森真太郎町長）は第１回定例議会に２０２０年度当初予算案を上程した。衛生センターの設備機器更新５件などに計１億４０７０万９０００円を充てる。一般競争入札や随意契約により夏ごろに発注する。工期末は12月を予定。庁舎整備事業におけるサーバー室移設工事などに計９０５２万２０００円を計上。指名競争入札を夏ごろに実施する見込み。　衛生センター（伊豆沢10）で設備機器更新を行う５件においては休館して施工する。改修は浄化槽汚泥中継ポンプなど４台・膜循環移送ポンプ２台・焼却灰冷却コンベア・トラックスケール・シーケンス制御システムを対象としている。詳細設計を直営で19年度に手掛けた。

　衛生センターの敷地面積は６７９５㎡。処理棟がＲＣ造地下１階地上２階建て、延べ床面積１４９４・３３㎡。１９９４年完成。そのほか管理棟や車庫棟などで構成されている。

　役場庁舎（小鹿野89）のサーバー室移設工事では本庁舎２階サーバー室の機能を第二庁舎１階へ移管する計画。サーバーについては新規のものを導入する。施工後、データを順次移行し撤去する。また空調設備も新設。直営で詳細設計を行い、上半期までにまとめる。

　91年完成の第二庁舎がＳ造２階建て、延べ床面積４００㎡。内訳として１階、２階ともに２００㎡。既存のサーバー室は延べ床面積36㎡。

　一般会計予算が74億３９００万円で前年度比４・４％増。一般会計と５つの特別会計、病院および国民宿舎事業会計の総額は同２・８％増の１２７億５９８３万１０００円となった。浄化槽設置管理特別会計では設置費５８７７万１０００円、管理費３４２６万９０００円を予算化した。