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国土交通省大宮国道事務所

大宮国道は草加地区交通安全工事などで

2020/03/31 埼玉建設新聞

不調・不落対策を試行


 大宮国道事務所は27日に一般競争入札を公告したR2草加地区ほか交通安全対策工事など2件について、不調・不落対策として間接工事費実績変更方式など4項目の試行採用を行う。予定価格の超過や入札参加者がいないことで、発生が予想される不調などへの事前措置となる。開札日は2件とも5月27日。

 採用する措置は▽間接工事費実績変更方式=安全費と運搬費について、現場の特殊性から標準的な積算との差異が想定されるため変更対象とする▽見積活用方式=入札者から見積もりの提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する▽難工事指定=完成時に70点以上の工事成績を通知された場合、その後の発注工事における総合評価で加点する▽施工箇所が点在する積算方式=積算額と実際にかかる費用に差異が出ないように、工事個所ごとに共通仮設費、現場管理費の算出を行う――。

 2件の工事名、概要などは次のとおり<▽工事件名(場所)=①工事概要②工期③入札方式--の順>。

 ▽R2草加地区ほか交通安全対策工事(草加市松原4丁目ほか)=①切削オーバーレイ工約6800㎡、透水性舗装工約320㎡ほか②2021年2月28日③一般競争・総合評価(施工能力評価Ⅱ型)

 ▽R2狭山地区ほか交通安全対策工事(狭山市上奥富ほか)=①切削オーバーレイ工約3100㎡、透水性舗装工約870㎡ほか②21年2月28日③一般競争・総合評価(施工能力評価Ⅱ型)

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