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新潟県燕・弥彦総合事務組合

浄水場の優先交渉権者はJFEエンジJV

2020/04/04 新潟建設新聞

 燕・弥彦総合事務組合(管理者=鈴木力燕市長)は、新浄水場の優先交渉権者にJFEエンジニアリングを代表とするJVを選定した。構成員は日水コン・鹿島建設・メタウォーター・データベース・中越興業・氏田組・大河津建設。

 設計・施工・運転維持管理一括(DBO方式)のプローポーザルにより選定。見積もり上限額は255億9000万円を設定していた。

 応募は1者のみ。明確なコンセプトが示されており、ドローンを用いた調査、表流水原水への十分な実績を持つセラミック膜の採用など、提案が評価された。

 燕市と弥彦村の水道事業を統合・再構築するもの。浄水場本体と取水塔を新設し、既存の吉田送配水場および弥彦送水場を改修する。事業期間は設計建設が2025年3月31日まで、運転維持管理期間が25年1月10日から45年3月31日まで。本体の建設地は笈ケ島地内、敷地面積は約5ha。信濃川から取水し、1日当たりの最大給水量は4万2500㎡。膜ろ過方式を採用する。

 DB方式を採用した同事業の送配水管整備は、JFEエンジニアリングを代表とするJV(構成員は加賀田組・氏田組・日水コン)が担っている。

 基本設計はいずれもNJSが担当した。

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