魚沼市は四日町地内の排水ポンプ場新設に着手する。月内にも地盤下コンクリート構造物やポンプ水槽部、基礎工、仮設工など躯体築造土木一式工事の制限付き一般競争入札を公告する。3者以内JV案件になる見込みで、工期は約35カ月。事業費には3カ年の継続費8億8920万円を設定した。
場所は四日町地内。度重なる災害や2019年度の台風被害などを受け、国の防災・減災、国土強靭化のための3かカ年緊急対策交付金を活用し新たにポンプ場を整備する。現在、同地内では羽根川水門、四日町第1・第2排水樋管の3施設で内水対策を実施しているが、魚野川との合流部に位置する四日町地区も浸水被害の危険性が高い。
継続費の年度割りは20年度に3億3700万円、21年度に2億700万円、22年度に3億4500万円。
実施設計は中日本建設コンサルタント新潟事務所が担当した。
関連する四日町地区雨水管渠布設第2次工事で190mのボックスカルバート(1500×1000)布設工事も月内に公告する考え。管渠布設の工期は約8カ月。