県建設業協会須坂支部（小林昌之支部長）は８日、県須坂建設事務所と合同で、恒例の「春の道路一斉清掃」を行った。会員全社から23人が参加し、建設事務所の職員と共に午前中一杯かけて作業に汗を流した。

　出発式で小林支部長は、新型コロナウイルスに対する注意を喚起するともに「災害復旧で多くの仕事が出ている。皆忙しいと思うが、きょうの作業も含め、くれぐれも事故のないよう安全第一で進めてほしい」と呼び掛けた。

　須坂建設事務所の木村智行所長は、今回で17回目となる取り組みに謝意を伝え、「須高地区を訪れる行楽者を気持ちよく迎えられる」と喜んだ。

　作業場所は国道406号・屋島橋東～上田市境間の約19㎞。参加者はごみ袋を手に、沿道に捨てられたごみを丹念に拾い集めていった。官民協働の取り組みにより峰の原・菅平高原へ向かう緑豊かな道が一層美しさを増した。