建設コンサルタンツ協会北陸支部（寺本邦一支部長）の第38回定時総会が16日、新潟市内の新潟グランドホテルで開かれた。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から受付での検温をはじめ、健康状態等質問票への記載、空間を確保した配席とするなど各種対策を徹底した上での開催となった。

議事に先立ち、寺本支部長は時間外労働の上限規制に触れ「働き方改革の実行により、その成果を着実に上げていかなければならない」と強調し、続けて「北陸地域の持続的な発展に向けた社会基盤の充実を図るべく、われわれがその役割をしっかりと果たしていくことが大事。建設コンサルタントが輝き、魅力ある未来への支部活動に対し、引き続きご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

その後、寺本支部長を議長に選出して議事進行。２０１９年度事業報告案と収入支出決算報告案がそれぞれ承認されたほか、本年度の事業計画などが報告された。事業計画には引き続き、技術力向上に資する調査研究・講習会の開催や地域貢献活動の実施、発注機関への要望活動などが盛り込まれた。

【写真＝ゆとりを持たせた配席での議案審議】