大八木建設(大八木善彦社長、本社=大町市)は14日、安曇野市役所を訪れ、同市へマスク1100枚を寄贈した。
寄贈したマスクは創業者の大八木幹雄前社長が長年日中友好協会の会員として、当時関わりがあった中国の会員を通じて手配したもの。
受納式で大八木社長は「今は亡き創業者も同市への寄贈にさぞ喜んでいると思う。新型コロナウイルスに打ち勝つ一助になれば幸い」と述べた。
宮澤宗弘市長は「どこの職場でもマスク不足が叫ばれており、手に入らない状況の中、配慮していただきとてもありがたい。学校現場、教職員、生徒の皆さんにマスクを活用していただけるように手配したい」と感謝の言葉を送った。
同社は、安曇野市穂高有明に営業所があり、今回新たに営業所内に「LIXILリフォーム大八木建設安曇野店ショールーム」をオープンする資金として、八十二銀行を引受先として発行した「第二回地方創生SDGS応援私募債」の手数料割引分を活用して、マスクを寄贈した。