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長野県建築士事務所協会松筑支部

事務所協会松筑支部長に渡邊氏新任

2020/05/08 長野建設新聞

長野県建築士事務所協会松筑支部は4月24日、本年度の通常総会で任期満了に伴う役員改選で新たな支部長に渡邊徹氏(渡辺建築設計事務所)を選任した。

本年度の通常総会は、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、会員に書面議決を呼びかけるなど規模を縮小して開催した。総会では本年度の事業計画など上程議案を原案通り承認した。その後、長野県建築士事務所協会松筑支部賛助会の通常総会が開かれた。賛助会の任期満了に伴う役員改選は、加賀修会長(日建エンジニアリング)、小笠原守副会長(ハローヒート)、丸山隆則副会長(丸山硝子)がそれぞれ再任された。

【渡邊新支部長あいさつ】

この度、第53回支部総会において、新たに支部長に就任致しました渡邊徹です。

細川前支部長を始めとする16代の支部長の業績を引き継ぎ、会員事務所や賛助会にとって、より良い事務所協会を目指して行く所存です。どうぞ、よろしくお願い致します。

今回の支部総会は、新型コロナウイルス警戒宣言が発令されたことを受け、感染拡大のリスクを抑える為、郵送及びファックスによる書面表決とさせていただきました。本来であれば、皆様の前で直接ご挨拶申し上げるところでありますが、上述した通りの状況の中、書面によるご挨拶となる事をお許しください。

今、建築設計業界は変革期にあります。技術者の高齢化、構造や設備設計者の不足は、ここ近年、変わらぬ課題となっています。今年度より建築士の受験資格が変わり、若い技術者の増加を目指した国の動きもありますが、一方で、地方に若い技術者が来ないという現状があります。また、働き方改革による労働時間の短縮や生産性の向上が叫ばれる中、建築設計・監理業務にもITの有効活用が求められるようになってきました。そして、省エネ法等、確認申請に伴う各種届出が年々、多様化・複雑化しており、我々の作業環境にも大きな変化が見られるようになりました。

これら諸問題に対応し、長野県建築士事務所協会松筑支部を次世代へと繋げていくことが出来るよう、皆様のお知恵を借りながら一歩一歩着実に前進して参りますので、これまで以上のご指導とご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

新役員は次の通り。※敬称略

◇支部長=渡邊徹(渡辺建築設計事務所、※新任)

◇副支部長=小林秀行(ケイアーキテクツ)、小宮山吉登(倉橋建築計画事務所、※新任)、山崎邦博(アスピア一級建築士事務所、※新任)

◇常任理事=太田匡樹(横内建築設計事務所)、櫻井俊太郎(県設計、※新任)

◇会計理事=川窪勇起男(川窪建設一級建築士事務所)、野口大介(野口大介建築設計室、※新任)

◇監事=柳澤意久男(柳澤設計事務所)、穂苅正裕(林友一級建築士事務所、※新任)

◇理事=伊藤公績(伊藤建築設計事務所)、姉嵜昭夫(姉嵜建築研究所)、新井さやか(A&A構造研究所、※新任)、上條利明(松本土建一級建築士事務所)、上村英成(カミムラ建築研究室)、熊谷善紀(Y建築設計)、新保美穂(信成一級建築士事務所)、滝澤顕(滝澤工務店一級建築士事務所)、西村文彦(エイ・デザイン)、保髙治紀(保高建築設計事務所)、堀江謙一(ほりえ建築設計事務所)

渡邊支部長

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