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恵友会、さくら市に生活介護事業所、9月下旬に着工

2020/06/12 日本工業経済新聞(栃木版)

 社会福祉法人恵友会(高根沢町桑窪2266-2、古口保理事長)は、さくら市で生活介護事業所の新築工事を計画している。9月下旬に着工し2021年3月中旬に完成、21年4月1日に開所予定。事業費は建設地既存施設の解体を含め約8000万円。9月に指名競争で発注予定。建設地は伝馬町倉庫用地(氏家1786-2)。既存施設は今月中に解体する。

 新しい事業所は木造平屋建て建築面積363・8平方m、延べ床面積319・54平方m。敷地面積1027・36平方mの北側に新築する。駐車場は10台分整備する。種別は障害福祉サービス事業所・生活介護型。利用定員は当面20人。将来的には40人まで対応ができるようスペースを確保する。社会貢献の一環から建物の一部を塩谷地区保護司会に貸与する。

 施設には事務所(45・54平方m)、レクレーション・食堂(35・81平方m)、作業室(34・78平方m)などを整備。相談支援センター事務所や地域活動支援センター機能、塩谷地区サポートセンター事務所も併設整備する。

 設計は渡辺有規建築企画事務所(宇都宮市)、解体は伸興建設(さくら市)が担当。

 生活介護のみとすることで作業一辺倒ではなく文化的活動を取り入れ、障害の重い人に見合ったサービスが提供できる。

 事業所の新築は隣接する障害福祉サービス事業所(多機能型)の桜花(氏家1799-1)が現在定員40人のところ1日平均52人が利用しており、建物の面積等を考慮すると次年度以降の新規受け入れが困難になってきたため。

 倉庫用地は3月下旬にさくら市と土地賃貸借契約締結済み。

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