記事

事業者
新潟県十日町市

事故・災害ゼロ誓う、最終処分場で祈願祭

2020/06/16 新潟建設新聞

 十日町市が松代海老地内で計画する次期一般廃棄物最終処分場整備工事の安全祈願祭が11日に開かれた。感染症予防を考慮し地権者は参列せず、発注者側から市長、議長、産業建設委員長のほか受注した大成建設・丸山工務所・クボタ環境サービスJVの各代表者が参加し、工事の無事を祈った。

 関口芳史市長は「組合でごみ処理をしていた時代、合併前の当時に『次の最終処分場は松代で』と議会で話していたことを思い出す。地域の理解あっての工事。今回参列できなかった地権者の方々にも改めて感謝申しげたい」とあいさつし、大成JVの無事故・無災害を祈念した。

 JVを代表して大成建設北信越支店の岡田正彦支店長も「大変重要なプロジェクトに参加できることは身に余る光栄。誠心誠意を込め、工期内に事故・災害ゼロで工事完了を果たすことを誓う」と力を込めた。

 神事では十日町市議会の鈴木一郎議長が鎌を、関口市長が鍬、受注したJVを代表し岡田支店長が鋤き入れを行った。

 整備面積2・4ha、施設はクローズド型で埋立容量は約3万4000立方の規模。2022年9月の完成、同年10月から15年間の運営を計画する。総工費約33億6000万円(税込)。


【写真=鈴木議場、関口市長、岡田支店長】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら